Shopifyの越境EC攻略ガイド:海外販売で成功するための設定・アプリ・注意点まとめ
ECで成功するためには国内市場だけに頼っていては、これからの時代を生き抜くのは難しいかもしれません。
実際、多くのオンラインショップが「海外への販売」に挑戦しはじめています。
そんな中、注目されているのがShopify(ショッピファイ)。
手間をかけずに海外対応ができるツールとして、世界中の事業者から支持を集めているサービスです。
この記事では、Shopifyで越境ECをスタートする人に向けて、準備段階から実際の設定、活用すべきツールや注意点まで、ひと通りの流れを紹介していきます。
Index
- 越境ECとは?Shopifyが選ばれる理由
- Shopifyで海外販売を始めるための準備
・ターゲットとなる国や地域を明確にする
・配送業者の選定と物流体制の構築
・関税や現地税制の基本を理解しておく
・決済方法とサイト言語の準備 - 成功する越境ECの設定方法(言語・通貨・配送)
・多言語表示を設定して販売機会を広げる
・現地通貨表示で安心感を与える
・送料と配送日数をわかりやすく表示する
・信頼感のある配送方法を選ぶ - Shopifyで使える越境EC向けおすすめアプリ4選
・Langify
・BEST Currency Converter
・Easyship
・自動通貨スイッチャー - 越境ECで失敗しないための注意点と成功のコツ
- まとめ
レリゴではサイト設計からコーディング・運用までワンストップで対応可能です。ぜひお問合せ下さい。
越境ECとは?Shopifyが選ばれる理由
越境ECは、国境を越えて商品を販売する方法です。
インターネットを使えば、日本の商品を世界中のお客さまに届けることができます。
最近では、個人や小規模店舗でも越境ECに参入しやすくなっています。
その背景にあるのが「Shopify」の存在です。
このサービスは、多言語や多通貨への対応力に優れ、海外向け販売に必要な機能をあらかじめ備えています。
アプリを活用すれば、より細かい設定や分析も可能です。
初心者でも直感的に操作できる点が、多くのユーザーに支持されている理由です。
Shopifyで海外販売を始めるための準備
海外への販売は、国内販売とは異なる点がいくつもあります。
ここでは、越境ECを始める前に準備すべき項目について、順を追って詳しく説明します。
ターゲットとなる国や地域を明確にする
販売する国を決めることで、戦略が立てやすくなります。
国によって人気のジャンルや価格帯が異なるため、販売対象を絞ることが成功の第一歩になります。
例えば、アジアでは日本の美容商品が注目されています。
配送業者の選定と物流体制の構築
海外発送には信頼できる業者の選定が欠かせません。
配送の安定性は顧客満足度に直結します。
送料や配送日数の明示は、購入率を大きく左右する重要な要素です。
関税や現地税制の基本を理解しておく
国によって関税や消費税が異なります。
知らずに販売すると、トラブルになる可能性があります。
購入者に予期せぬ追加料金が発生しないよう事前の情報共有が必要です。
決済方法とサイト言語の準備
現地の顧客が使いやすい決済方法を用意すると、購入までの流れがスムーズになります。
英語対応だけでなく、必要に応じて他の言語にも対応することで安心感が生まれます。
成功する越境ECの設定方法(言語・通貨・配送)
越境ECで成果を出すには、Shopifyの設定をしっかり整えることが大切です。
ここでは、言語・通貨・配送など、海外販売に欠かせない基本設定について詳しく説明します。
多言語表示を設定して販売機会を広げる
Shopifyでは多言語対応の設定が可能です。
「Translate&Adapt」などの機能を使えば、複数言語のページ作成が効率的に行えます。
これは英語圏以外のお客さまにも届くショップ運営の第一歩です。
現地通貨表示で安心感を与える
価格が自国通貨で表示されていると、購入者は安心します。
「ShopifyMarkets」を活用すれば、通貨の自動切り替えがスムーズに行えます。
違和感なく購入してもらうには必須の機能です。
送料と配送日数をわかりやすく表示する
配送関連の情報は明確に伝える必要があります。
国ごとの送料や納期を事前に示すことで、カゴ落ちの防止にもつながります。
また、予測される遅延の可能性にも触れておくと親切です。
信頼感のある配送方法を選ぶ
配送方法は選択肢を持たせることも大切です。
追跡可能な発送オプションがあるだけで、購入者の不安を大きく減らせます。
「追跡あり」と「追跡なし」の両方を用意すると安心感が増します。
Shopifyで使える越境EC向けおすすめアプリ4選
Shopifyには、越境ECに対応したアプリが数多く用意されています。
目的に合ったツールを取り入れることで、業務の効率が上がり、販売のチャンスも広がるはずです。
ここでは、その中でも特に人気と評価の高い5つをピックアップしてご紹介します。
Langify
翻訳を自動で行いながら、手動で微調整もできる多機能な翻訳アプリです。
自動翻訳だけでは表現に不自然さを感じることもありますが、Langifyなら細かい言い回しを自分で編集できます。
より自然な文章に仕上げることで、信頼感のあるショップ作りが可能になります。
言語ごとに異なるURL構造を設定できるなど、多言語SEOにも対応。
検索エンジンにも正しく認識されやすくなるため、集客力にも期待できるでしょう。
ブランドの世界観やニュアンスをしっかり伝えたい店舗に向いています。
BEST Currency Converter
訪問者のIPアドレスをもとに、その国の通貨を自動で表示してくれる通貨変換アプリです。
価格が現地通貨でわかりやすく表示されることで、購入時の不安を軽減できる効果が期待できます。
150以上の通貨に対応しており、世界中のユーザーに自然なショッピング体験を提供。
手動での通貨切り替えも可能なため、カスタマイズ性にも優れています。
通貨に関する誤解や離脱を防ぎたい店舗にとって、導入しやすく頼れるツールです。
Easyship
海外配送にまつわる手間を減らしたいなら、Easyshipの導入がおすすめです。
送料の自動計算、配送オプションの表示、納期の目安まで対応しており、物流業務の効率化に役立ちます。
主要な配送業者(DHL、FedEx、UPSなど)との連携もでき、配送ルートの最適化が可能。
価格重視・スピード重視など、ユーザーのニーズに応じた配送方法を提案できるのも魅力です。
「送料が高い」「届くのが遅い」といった不安を減らすことで、購入につながりやすくなるでしょう。
自動通貨スイッチャー
国ごとの通貨で価格を表示してくれる、越境ECには欠かせないアプリです。
訪問者の地域を自動で判別し、その国に合った通貨で商品価格を表示してくれます。
例えばアメリカからのアクセスならドル、ヨーロッパならユーロといったように、通貨が自動で切り替わる仕組みです。
価格が直感的に理解できるため、購入までのストレスを減らせます。
「いくらか分かりにくいから買わない」といった機会損失を防ぐうえで、とても効果的なツールです。
海外からの訪問者が多い店舗にとっては、導入を検討する価値が十分にあるでしょう。
越境ECで失敗しないための注意点と成功のコツ
海外販売では、文化や言語、配送、税制など、日本と異なる部分が多く存在します。
これらに対応しきれていないと、思わぬトラブルにつながることもあります。
特に注意したいのは関税や現地税金。
追加料金の発生を知らずに購入された場合、トラブルや返品につながる恐れがあります。
サイト上で明記するか、説明ページを用意しておくと良いでしょう。
また、翻訳のニュアンスや画像の見せ方にも配慮が必要です。
文化の違いによって、伝わり方が大きく変わることもあります。
カスタマー対応にも一工夫を。
時差や言語の壁を感じさせないためには、自動返信メールや定型文の準備が役立ちます。
信頼を得るには、返信の早さだけでなく、誠実な対応も欠かせません。
まとめ
Shopifyを活用すれば、個人や中小規模の事業者でも、世界中のユーザーに向けた販売を実現できます。
越境ECはハードルが高そうに見えるかもしれませんが、必要な機能や支援ツールをうまく活用すれば、着実に進めることができます。
この記事では、越境ECを成功させるための準備や設定、活用できるアプリ、注意点などを順を追って紹介してきました。
以下に、この記事の重要ポイントをまとめます。
- 越境ECとは、日本国内から海外の顧客に向けて商品を販売する仕組みで、今後のビジネス拡大に大きな可能性がある
- Shopifyは多言語・多通貨・多国配送に対応しており、越境ECに最適なプラットフォーム
- 始める前には「ターゲット国の選定」「物流体制」「関税・税制の把握」「言語・決済の準備」が必要
- 成功するには、言語・通貨・配送の3つの設定をしっかり整えることがカギ
- Shopifyのアプリ(Langify、Easyship、Geolocationなど)を使えば、販売効率を高められる
- トラブルを防ぐには、文化や税制の違い、サポート体制に配慮することが不可欠
越境ECの展開には、Shopifyの設定だけでなく、Webサイト全体の戦略やユーザー体験の設計も重要になります。
専門的な知識や客観的な視点が必要になる場面も少なくありません。
レリゴは、持続可能なWeb戦略を提案し実行するWEBサイト総合サポート企業です。
越境ECサイトの構築やShopifyの活用、運用に関するご相談がある場合は、ぜひレリゴにご相談ください。
レリゴの経験豊富なチームが、海外市場でも成果を上げられるよう、継続的なサポートを行います。

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ライター紹介
- レリゴ編集部
2004年よりEC周りの制作を中心に、WEB制作企業として、これまでに数多くの企業をサポートしてきた「レリゴ株式会社」のメディア編集部。幅広い分野の企画・制作・マーケティングを一気通貫で行い、企画から運用まで幅広いサポートを実施。今までの経験やノウハウから、コラムやお役立ち情報を発信しています。
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