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Webサイトのリニューアルより部分改善を。最適化に対応可能な制作会社を探す重要性

2024.4.23

企業の顔ともいえる、自社の公式Webサイト。
その企業がどのような業務を行っているかや経営理念、ビジョンなど多くの情報を伝えることができ、営業としての役割も担うことが出来ます。

今回は、公式サイトの情報最適化について、部分改善の重要性をお伝えします。サイトのリニューアルや改修を考えている方はぜひ参考にして下さい。

Index

    1. Webサイトの部分的な改修と、フルリニューアルの違い
    2. Webサイトを部分改修するメリット
      低コストで迅速に改善できる
      情報更新のスピード感を保てる
      顧客満足度の向上
      フルリニューアルを段階的に進めることができる
    3. 部分改修への対応:レリゴでの事例紹介
    4. 部分改修を受けてくれる制作会社を探そう

Webサイトの部分的な改修と、フルリニューアルの違い

Webサイトの部分的な改修とは、サイトを一新するフルリニューアルと違い、コンテンツやパーツ、ページごとに改修を行う方法です。

まずは部分改修とフルリニューアルとの違いを確認しましょう。

 

部分改修:コンテンツやページ、メニューなど部分的に改善すること。課題解決型。

部分改修を行う例

現状挙がっている課題を解決するために改修を行う
・FV*やスマホ版メニューだけ、問い合わせフォームだけなど、見やすく使いやすく改善する
・情報がアップデートされたので、それに合わせて改修を行う

(*FV・・・ファーストビュー。Webサイトを訪れたユーザーが画面をスクロールせずに最初に目にする範囲)

 

フルリニューアル:サイトのアドレス、UI、デザインなどを全体的に改修すること。

フルリニューアルを行う例

・システム自体が古いので、システムから新しくする必要がある
・改善を重ねて全体的につぎはぎ状態になり、更新作業が煩雑になったため改善する
・担当者が辞めて内部を分かる人がいなくなったため

 

フルリニューアルは全体的に問題があるので行う場合が多いのに対し、部分改修の多くは、部分的な問題・課題を解決するために行います。

Webサイトは企業の窓口ともなる存在なので、常に最新情報がアップデートされていることが望ましいでしょう。

ただ、一度公式サイトを制作すると数年間は同じ形で運営している企業も少なくありません。
情報スピードが速い現代では、公式サイトの情報が古いと信用も低くなってしまうので、スピード感を持った情報最適化が必要です。

Webサイトを部分改修するメリット

Webサイトの情報を最新の状態に保つためには、サイトの適切な運用やメンテナンスが必要不可欠です。

新しい情報が出た際や、現状のサイトに間違いがあった場合などは素早い対応が求められます。

ここでは部分改修の良い点、メリットを確認してきます。

低コストで迅速に改善できる

部分的な改修であるため、必要な箇所のみが対象となり、フルリニューアルよりもコストを抑えることが可能です。
また、スケジュールも短期で組むことができるので、迅速に改善が行えます。

フルリニューアルの場合、確認する点が多く、開発やテストに多くの時間を費やさなければなりません。

一方で部分改修なら、対象箇所が絞られており課題も明確であるため、スピード感を持って対応出来ます。

1つ気をつけなければならない点は、全体的な視野を持つことです。
部分改修では、対象箇所にフォーカスするあまり、全体的な視点が抜けてしまうことがあります。

改修した部分がサイト全体にどのように影響するか、という点も考慮して実行しましょう。

情報更新のスピード感を保てる

公式Webサイトの情報が古い、間違っているというのは、公式サイトとして致命的です。

そのような時に、新しい情報をすぐに反映させるためには部分改修が適しています。

また、トレンドを反映するのにも適しているといえるでしょう。現代の市場変化はとても速いため、トレンドは頻繁に変わっていきます。

部分改修では、市場変化に合わせて、新しい機能を追加したり、デザインを改善したり、セキュリティを強化したりすることができます。

顧客満足度の向上

部分改修を行うことで、顧客満足度の向上も期待できます。

部分改修を行うということは、まずは何か課題があって、その課題改善のために行うことがほとんどです。

Webサイトが改善されることで、ユーザビリティが上がり、UI・UXの向上にも繋がります。

ユーザビリティとは、「ユーザーにとっての使いやすさ」です。
Webサイトの動線がわかりやすくなって操作しやすくなったり、見たい情報にすぐ辿り着けるように情報整理がされていたりすると、ユーザーがストレスなく閲覧することができます。

部分改善は、ユーザーの意見や要望を取り入れながらテストすることにも適しています。

改善内容が悪かった場合には、元に戻すことも検討できるめ、テストを行う場合も部分改善はおすすめです。

フルリニューアルを段階的に進めることができる

Webサイトのフルリニューアルを行う場合、公開を一気に行うとシステム問題やデザインのずれなどのリスクが高くなってしまいます。

その場合、部分改修を行い、段階的にサイトをフルリニューアルすることが可能です。

部分改修なら、コンテンツやページごとに改善し公開することができるため、比較的リスクも少なく進めることが可能です。

注意点としては、全体設計がしっかりと出来た上で、部分改修を行うことです。

曖昧なままスタートさせてしまうと、進めていくうちにズレが生じてしまい、再設計が必要になってしまう可能性もあります。そのため、フルリニューアルを段階的に行う場合には慎重に対応しましょう。

部分改修への対応:レリゴでの事例紹介

実際にレリゴで行った部分改修とフルリニューアルについて、以下のような事例がありますのでご紹介します。

 

【レリゴで行った部分改善事例】

課題:お問い合わせ数を増やしたい
部分改善案:CV*に一番近いお問い合わせフォームを改善。(FV*にタイトル表示、お問い合わせ項目の見直し、など)
(*CV・・・コンバージョン。訪問者のうち、何人を目的の行動に誘導できたかという意味

課題:直帰率を下げたい
部分改善案:TOPページのFV*を改善。特にスマホからのユーザーが多かったので、スマホからの直帰率が大幅に下がり、お問い合わせ増加につながった。
(*FV・・・ファーストビュー。Webサイトを訪れたユーザーが画面をスクロールせずに最初に目にする範囲)

 

【レリゴで行ったフルリニューアル事例】

相談内容:システム古く、作った担当者が辞めてしまった。
サイトを編集するとどこかが動かなくなるなど、困っていた。(製造業)
対応:システムから刷新し、担当者の知識がなくてもノーコードで更新しやすいサイトにフルリニューアルを実施。

相談内容:今のサーバ会社・制作会社とうまくいかないため、別の制作会社を探している。(製造業)
対応:全体的に変えたいというご要望であったため、丁寧にヒアリングを行いフルリニューアルを実施。

相談内容:全体的にデザインが古く、ユーザビリティも悪いため改善したい。
対応:デザインからコーディングまで対応し、サイトの印象をガラリと変えるフルリニューアルを実施。
 

 

部分改修を受けてくれる制作会社を探そう

フルリニューアルは時間もコストもかかるため、実行までに躊躇することがあるでしょう。
一方で、課題を少しずつ改善していくことができる部分改修はとても良い解決策となります。

Webサイトを運営していると、必ずと言っていいほど課題が現れます。
そのような課題を放置せず、ぜひ部分改修を受けてくれる制作会社を探しましょう。

レリゴでも今までに数多くの部分改修に対応し、ご満足いただいています。
今までの制作事例をもとに、提案・制作いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

レリゴでの事例